hanatabiのブログ

旅の思い出を記録する。

ペルーの旅 2015年夏 4日目~5日目 リマからアレキパ に移動、ラ.レコレータ修道院を見学

ペルーの旅 2015年夏 4日目~5日目


2015年8月21日 金曜日 4日目
リマ➡️アレキパ


9:45 空港へ
ホテルが予約してくれたタクシーで空港へ、ほぼ一時間。
運転手に25💲を手渡す。スペイン語しか話せない運転手だけど、穏やかな感じだった。


別れが辛い
空港の入り口で一族総出で見送りに来る人達と遭遇。涙を流し、キュッと抱き締める親子、友達、一人一人に。
アレキバに行くくらいでこんなに別れが辛いの?一時間のフライトだけど。


中国でも80年代の出国ブームで空港には良くあった風景。
懐かしいなぁ、あの時代。



11:53 搭乗手続。


13:50 もうアレキパ着。


アレキパは
標高2335m、人口90万人、リマに次ぐペルー第二の都市。
インカの第四代皇帝マイタ・かバック時代(14世紀初頭)に建設されたと言われている。
1540年8月15日には、フランシスコ・ピサロによって征服されてしまう。
年間を通して雨が少なく温暖な気候に恵まれ、フルーツの栽培も盛んだ。
ペルーの大地主が好んでアレキバに住む為、町には立派です建物が多い。
中心部はアレキバ歴史区として世界文化遺産に登録されている。


アレキパ空港から市内
タクシーはなかなか掴まらない。言葉が通じない。みなスペイン語だ。用意したホテルのカードを見せても読めないようだ。分かる運転手もいたけど、料金はS/25だと、地球の歩きに書いてある15とはかけ離れているから、断った。
しばらくして声をかけて来た。20はどうって。行くことにした。5ソルの差で僅か200円くらいで、馬鹿らしいかも。旅先では良くあることだ。
車はおんぼろ、走るとバラバと分解しそう。まあ任せる、運転手に自分の命を。
速い、速い。どの車よりも快調。
ホテルのレセプションまで重い荷物を持っていてくれ、約束の20ソルを手渡し、白い歯を見せた笑顔、こっちまで嬉しくなる。



可愛い部屋
Hostal Maisom Plaza。
ホテルのスタッフとは言葉が通じない。翻訳ソフトで会話する。
予約ある?
あと長い英文で意味不明。
一応シングル部屋で一泊136ソルで話は纏まった。料金が高くなった。地球の歩きでは112ソルなのに。
まず部屋を見せてくださいと頼んだけど、通じないから、ついていく。
最初に見せてくれた部屋は裏部屋で陰気臭い。
広場に面してる部屋が欲しいと言っても通じないから、広場に面してる食堂を指していたから、わかったと、今度は広場側ではないけど表の通りに面してる部屋に案内された。
広くて明るい。部屋隅々までピカピカで清潔。よし、これだ。料金は142ソル。さっきのより8ソル(350円)の差額。納得。約50💲、予算オーバーだけど。


2015年8月22日 土曜日/ 5日目
アレキパ滞在
アレキパ/晴れ/室内温度20.3℃/湿度33%
6:15 起床
夜中1時過ぎからろくに眠ってない。昨晩21:00過ぎに寝たから、4時間しか寝てない。多少頭痛あるけど、苦にならない程度。だが、眠れないのがきつい。することもなく、iPadでニュースを見たりするけど、すぐ飽きちゃうし。耐えて耐えて漸く窓から明るみがカーテンの隙間から射してきた。
軽い高山病症状かも。予防薬を飲んでいるから、そのうち落ち着くよ。あと二三日様子見。
アレキパはリマより暖かく湿度も低い。
リマのホテルの室内温度は19℃/湿度87%だった。



7:45
アルマス広場で朝食
アルマス広場を一望できるテラスで朝食を摂る。背中に朝陽を浴びながら。この瞬間、元気が体から湧き出る。眠れなかった長い夜のことも忘れて。


Good ニュース
Rocio さんから電話が入った。
今日学校を訪れたい趣旨を伝えたら、都合がつかない。その代わりに明日夕方6:00 ホテルに来てくれるという。
嬉しいニュース。アレキバに来た大きな狙いの一つはRocio スペイン語学校だ。
料金は安く、しかも宿泊施設もつき。ブログ情報でこの学校を知り、できれば一二週間スペイン語を勉強したい。
先ほど、フロントでスタッフに電話をかけて貰ったけど、通じなく、部屋に戻ったところ、電話が入った。
実はこのことが気になっていた。先に電話してから訪ねるか、いきなり行くかと。
たまたまフロントのスタッフに話していたらその場でかけてくれた。この男の子は英語が全く通じないのよ。不思議にコミュニケーションができる。
このホテルの宿泊はもう一泊延長した。
これで今日と明日、安心して町を散策する。


明日語学学校の経営者Rocioさんにホテルで会うことになり、これからの日程に目処がついたから、ホッとして、漸く町散策する気になった。
まずは両替。


レートgood
ホテルすぐ近くの両替屋で💲100を両替した。電卓で325の数字が提示された。高い!コミッションが要る?念のために聞いてみたが、noという。これは良いレート。流石アレキバ、噂の通り。リマ空港で298だったよ、S/27も違う。S/27はペルーでちょっとしたランチを食べられる。まあ大したことないか。


ラ・レコレータ修道院
地図を見ると遠くはないけど、道がわからないし、高山病のことでなるべく無理しないということでタクシー利用。S/4で交渉成立。
五分もしないで到着。コインS/5渡すとS/1お釣りを渡す。良いよと、受け取らなかったけど、にわかに感動。外国で旅するとよくぼられる、こんな当たり前のことにも感動を覚える。


入場料S/10 約3💲
見学者がほとんど居なくて、静かである。入り口で若い女性に順路の説明を受け、中に足を踏み入れる。
こういうのが好き、心ゆくまで浸っていく。

修道院の回廊



修道院の中庭


2階の中庭



修道院の蔵書庫 歴史感たっぷり。


富士山?


帰りは徒歩。チリ川の橋を渡る前にこんな風景が飛び込んで来た。
富士山に似てない?これはアレキバからよく望めるミステイ山(5822m)かチャチャニ山(6075m)、どっちかだ。歩いて良かったと思う瞬間。歩いても15分程度。日差しが強いけど、20℃前後で湿度も低く、快適。


12:00 ホテルに戻ってきた。
捨てられた
部屋にある可愛い籠に入れたバナナ、パン、キャラメルギャンデイが捨てられた。
可愛いからまさにゴミ箱とは、痛いのはキャラメルギャンデイだよ、ほとんど残ったままよ、おばちゃん。


インカモロコシパン
ラ・レコレータ修道院・博物館を見学帰り道でインデイヘナ女性が路上で売っている食べ物を買ってきた。熱々で美味しそうというよりはどんな味か、試してみたい。
草の葉っぱようなものに包まれている。二種類あり。


皮を外しと細長く粘り気があり、名付けて:インカモロコシパン
恐る恐る少し口に入れると、意外!懐かしい味。そうだ、これはモロコシの粉で作ったもの、昔中国で食べた“窝头”を連想する。一つは薄い塩味味、もう一本の方が牛肉やオリーブなどのものが入っていた。


もう午後二時。頭が重く一眠りでもしようかと、一瞬思ったが、夜ますます眠れないから、頑張って出掛ける。
サンタ・カタリナ修道院
ホテルから歩いて10分もかからない場所にある。
入場料S/40、13💲と、結構高い。
かなり広いからゆっくりと時間をかけて廻った。400年の歴史ある修道院、1970年まで修道院として使われた。
午前見たのも修道院だが、規模はこちらの方が断然大きい、しかも外の世界から断絶感が強く、見ていて息が苦しくなる。写真を撮る気にもならず、辛うじて二枚収まった。