hanatabiのブログ

旅の思い出を記録する。

ペルーの旅 2015年夏 6日目~7日目 パレード見物、ユラ温泉村、地元の食堂

2015年8月23日 日曜日 /晴れ/6日目
アレキパ滞在


パレード見物
朝食をたべようと、食堂のテラスについたら、アルマス広場の様子が違うことに気が付いた。
広場には軍隊さん、着飾ってる人々でいっぱい。

アルマス広場


8:20
軍隊さんの吹奏楽の演奏が始まる。行進して広場の真ん中に陣取り。演奏は50秒で終了。
8:50 再び 演奏が始まる。
国旗か何かを厳かに持った軍隊さんが行進。
30秒で終了。
9:00
演奏が再び始まる。30秒。お偉方がやってくる。真ん中にある席に着く。立ったまま。
進行役が喋ってるけど、スペイン語でさっぱり。


国歌斉唱?
軍隊さんの吹奏楽の演奏に合わせて会場一斉に歌い出す。最後はペルー万歳!
テラスにいる見物者まで。
これは国歌だろう。
年配の男達が国旗を掲げる。
どこの国も国家の威信高揚にやることだ、南米でも例外無し。


行進は本格的に始まり、民間グループが次々と現れてくる。
最初はそれらしく格好が良い。そのうち、段々と歩くことさえままならぬ集団まで現れ始める。観ていて飽き来ない。


杖をついて歩く人、歩き方が右左が分別付かない人、車椅子、手を引かれて歩く幼児、実にバライティーに富む。共通しているのがみな大真面目。これがペルーか、面白すぎる。
人数の少ないグループは派手な旗を広げて必死にアピール
一番ワクワクさせてくれたのは民族衣装に纏い、音楽に合わせて踊り出す集団、リズミカルで実に楽しい。


和やかな雰囲気
行進中に見学者が自由にのんびりと行進隊を横切ったり、雰囲気は実に緩やかに和やかである。
それにしても一時間も延々と続く行進、90万人口のアレキバにしてはまさに総出だ。炎天下で良くやる。
9:00 始まる行進は10:23終了。
何のためのパレードだったか、さっぱりわからないけど、楽しませてくれた。


ユラ温泉村へ行く
11:40 バスでユラへ行く。27キロの距離を二時間近くかかった。車はぼろぼろのワゴン、車内はぎゅうぎゅう、幸い運転手のすぐ後ろ席を確保し、助かった。バス代金はS/2、80円くらい。
バスがいつ戻ってくるかと聞いたら6時という。これでは語学学校のROCISさんとの待ち合わせには間に合わない。どうしよう。地球の歩きでは30分1時間くらいでバスがあるとのこと。小さな村で全く英語が通じない。
取り急ぎランチを食べる。
食べたのは牛肉スープ、ジャガイモとさつまいものようなものが入っている。骨付の牛肉を辛味ソースにかけて食べた。味が濃厚で美味しかった。特にあの辛味ソースは中国の韮菜花の味に似ていて旨かった。


温泉は大きなプールで人々は水着で入浴。
水着の用意もなく帰りの時間も気になり、道端でバスを待とうと思ったら、バスがすぐ来た。助かった。ユラには1時間もいなかった。慌ただしいこと。でも面白かった。
ユラまでの道は混み合い、道路の両側は建築ラッシュでバラックのような建物が沢山建てている。田園風景どころじゃなかった。ユラ村は確かに田園風景そのもので清潔で静かで良かった。




18:00 Rocioさん来訪
6時過ぎにRocioさんがホテルに来てくれた。一昨日電話で約束した通りに。
彼女は学校のプログラムと料金、宿泊施設と料金を紙に書いて説明してくれた。実に簡潔で分かりやすい。さすがに先生だ。


一応一週間15時間マンツーマンコース(S/263)と宿泊施設を一週間(7日間でS/180)利用することを伝えた。
明日11:30 学校に行き、講義は15:00~18:00 と決まった。


今は学生5名、宿泊施設の利用者は無しとのこと。講義に関しては楽しみだけど、宿泊施設は一人もないのがちょっと心配、一人では怖い、正直。


2015年8月24日 月曜日 7日目
アレキパ滞在、晴れ
5:30 起床
夜中一度目が覚めたけど、まだ2:45頃。再び寝た。うとうとと朝を迎えた。朝までというわけにはいかないけど、寝不足程でもない。少しずつ良く眠れるようになった。


8:00 朝食
相変わらずインデイヘナ女性の笑顔に迎えられ、テラスに腰掛け、アルマス広場を眺めながらのんびりと一時間も。


ペルーのテレビ
テレビを観ていると日本にいるような錯覚に陥る。
プログラムや手法は似通っているから。
のど自慢。主演者の熱唱、審査員のコメント、言葉が違っても顔が違っても分かってしまう気がする。
ニュース。事件の報道、容疑者が逮捕の瞬間、事件現場からのレポート、被害者の悲しい顔。
洋画チャンネル。アメリカの映画ばかり、シュワちゃんの顔も出てくる。
異なる文化が統一され、画一化され、言葉まで、チョッピリ詰まらない。


満足度高いホテル
Hostal Maisom Plaza はアルマス広場に面して、17室あるこじんまりとしたホテル。中は回路のようになっているけど、私が泊まったのはスイートルームで、北向きだけど、広い窓が路地に面して、明るくてのどかな風景。
料金はS/142、約6,000円くらいで大変快適だった。
フロントのスタッフ達も紳士的で対応も丁寧だった。掃除するインデイヘナのおばさん達も笑顔絶えない気さくだった。
居心地いいホテルだった。

アルマス広場に面しているホテル


アレキパの食堂
地元の人々に愛されるレストラン “El Gato Negro“
偶然に見つけた。スペイン語学校に入った初日にランチを食べに学校近くでウロウロしていた。近くには学校が多い地域である学校の校門に携帯電話をいじっていた中年女性に聞いたら、左に曲がれと、指差して教えてくれた。
小さな庭の先に三つ部屋からなるレストラン。
レストランというより食堂の感じ、清潔でスタッフ達は忙しく動いてる。客はみな地元の人々。入り口でチケットを買う。ランチセットS/7、約300円くらい。中庭の席に着き、ワクワク待っていた。ジャガイモ、カボチャ、牛肉の入ったスープ、ジャガイモ、ニンジン、牛肉の煮込みにライス、飲み物までつきだ。自家製のフッレシュジュース、中身が不明。淡い甘味味。全てが満足。何しろこの値段だもの。

食堂のランチ


食べているうちに学生達が雪崩れ込み、あっという間に満杯、待つ列ができた。その後サラリーマン風おじさん、OL女性、制服姿の警察官まで現れ、観ていて愉快だった。
これからずっと通うと、決めた。
ほっとするよ、安くて栄養のある食べ物Gato確保できた。