hanatabiのブログ

旅の思い出を記録する。

ペルーの旅 2015年夏 19日目 マチュピチュ村 快適なホテル ➡️オリャンタイタンボ 美しい町 美味しい食 ➡️クスコ

2015年9月6日日曜日/マチュピチュ村➡️オリャンタイタンボ➡️クスコ
6:30 起床
昨夜九時過ぎベッドに入って、途中電車の音が聞こえてもトイレに行きたくても全て無視して寝続けた。
7:30 チエックアウト
フロントにいるおじさんにお礼をいう。おじさんも丁寧に返事する。
一つ星ホテルだけど、私にとって5つ星だった。
しっかりした建物、つまり隙間が無い。清潔な部屋、たっぷり出るシャワー、厚みのあるマッド、暖かい毛布。電話、テレビ、テーブルなど無いけど、旅人にとって熱いシャワー、暖かいベッドと部屋、これで充分。
覚えとこ Los Caminantes
Tel 084-211-007
Av imperil de Los incas nor ,140
Machupicchu-Urubamba-cusco
E-mail Los-caminates@hotmail.com
もう来ることが無いだろうけど、これから行く人には自信を持ってお勧め。


領収書と鍵、あのS/45は忘れられない


朝食
昨日と同じい屋台街に行き、朝食を取った。
スープS/12 凡そ4ドル。昨日ランチでS/7で考えるかなり高い。間違いなくぼられた。
良い気はしない。でもこの程度なら許容範囲。

野菜いっぱいスープ、美味しかった!


朝食後、水分補給のため、近くの屋台でパパイアジュースを頼む。
昨日もここで同じものを頼んだから、顔馴染み、マダムもニコニコ。
S/5、量は半端じゃない。飲みきれず、残りは水筒にも入れる。こういうやりとりが愉しい。


8:53 電車でオリャンタイタンボ(Ollantaytambo)に向かう
来るときはクスコからだったけど、帰りはクスコまでのは早朝か夕方かしかない。せっかくだからマチュピチュ村とオリャンタイタンボにも少し観てみたいから、クスコの中間点にあるオリャンタイタンボまでの電車にした。
改札口でパスポートとチケットを提示、ホームに立つ瞬間、もうここにはもう来ないだろう、胸が熱くなる。



オリャンタイタンボ
オリャンタイタンボはクスコから75km、歴史の古い町。
インカ時代の宿とも要塞とも言われる遺跡が残っている。また1536年スペインの征服者に抵抗し、スペイン人を撃退したことある武勇伝が残っている。こういうのが好きだなあ。
11時前に時刻通りオリャンタイタンボに到着。
隣り席のメキシコ青年とオリャンタイタンボ町を廻ることになった。
電車ではほとんど口を聞いてなかった。彼は耳にイヤホンと手に分厚い本。私も自分の思いに浸っている。到着直前に何処から来たのと、私が聞くと、会話が弾み、自然に一緒に街に向かって歩き出した。
青年は六日間の旅で最大目的はマチュピチュ。今日はクスコから飛行機でリマに行き、そのまま帰国。強行軍だ。若い人の特権。


それでも二三時間くらいオリャンタイタンボを見学したいという。
青年は小さいトランクにリュック、街歩くには不向き。何処かで荷物を預けたい。そのとこメキシコ青年はある若者と硬い握手を交わす。若者はこちらにも手を差し伸べる。話が纏まり、若者青年の泊まるホテルに荷物を預けることになった。話を聞くと昨日の電車で知り合ったばかりの間柄。
私もリュックを預け、メキシコ青年と街に繰り出す。
街の中心はやはりアルマス広場。小さいが、高い岩山に囲まれながら陽射しが眩しい。広場を放射状に四方八方の路地が広がリなかなかの雰囲気。


石畳の道に石組の壁、タイムスリップした感じ。右側にはインカ時代灌漑用水路が今でも透き通った水が流れている。


その後、メキシコ青年は遺跡を訪ねたいから、握手してお別れ。
オリャンタイタンボの遺跡は有名で、村の背後すぐにある。斜度45度もありそうな斜面に階段のような段々畑が作られ、その脇の階段を300段(150m)を登り詰めると広場に出る。広場の周囲には美しいインカの石組みが続く。
一日かけてならともかく、一二時間では私には無理な話。割愛だ。


オリャンタイタンボでのランチ
一時近く街を散策した後、昼食を取るため、レストランを探す。如何にも観光客相手のようなものばかりで、しかもほとんど閑散としている。あるホテルに入ってみたがレストランがなく、近くの二つのレストランを紹介してくれた。
写真判断でとりあえず中の一つに行ってみたが、従業員はスペイン語しか話せない。メニューは英語付きだけど、その説明ではさっぱりわからない。値段も高い、スープはS/16、4ドルもする。これはクスコでランチセット以上の値段。下手に注文できない。
仕方なく店を出てもう一つの店に行ってみる。
清潔で明るい。
ここでスープを頼んだ。S/12、失敗してもまだ許せる範囲の値段。
これが大当たり、上品な味だ。


人参、ジャガイモ、ほかに名前のわからない米粒のものも入ってる。出汁はエビか、かなり濃くのある味でかといって塩辛くなく、正真正銘ペルーの味。
これはほかに頼んでもきっと旨いだろう。だが時間の余裕がない。未練がましくパパイヤジュースを追加。合計S/19、6ドル、約720円。
オリャンタイタンボは時間があったら一泊くらい泊まりたい町だ。


オリャンタイタンボ➡️クスコ
バスターミナルでクスコ行きのバスを探すことも無く、運転手が声をかけて来た。小さいワゴンで10人席で一人S/10。安い。車に既にアメリカの若いカップルが入っている。満席にならないと出発しないから、2時前から出発の3時15分まで一時間半待っていた。ほかに車無く、運転手も誠実そうだし、待つしかない。
オリャンタイタンボからクスコの道は綺麗な舗装路で、75kmは2時間弱でクスコに無事到着。ホームシテイ近くの広場で停車し、ほとんどの乗客が降りた。


ジャンバを着てホームシテイ先に戻る。ゆっくりと一歩一歩。
二日間、マチュピチュ、オリャンタイタンボ。思う存分に堪能した。