hanatabiのブログ

旅の思い出を記録する。

インドスピテイの旅 2019年夏 11日目~12日目

インドスピテイの旅 11日目~12日目



8/17/19 土曜日/カザ 11日目 /晴れ、暖かい


3:00

頭痛。

ずっと頭痛で眠れない。結構きつい。

高山病症状だ。

iPadに事前集めた高山病対処の記事を読む。

まず安静、大量に水を飲む。症状が出てからでもダイアモックスを飲むと良い。そして頭痛薬も。

ダイアモックスを半錠飲む。

バナナ一個食べてから頭痛薬二錠。


部屋は暖かい

幸い部屋は暖かいし、ベッドのマットレスも厚くで柔らかくて快適。


5:30


頭痛が少し治った。

横になれる。


wifi

ホテルにはwifiがあるが、全く繋がらない。

ユーチューブが観たい。


8:00

ホテルで朝食

豆腐味噌汁

持参したインスタンススープだけど、実に美味い。

玉ねぎ入りのオムレツ 40Rs

チャパティ 一枚

ミルクティー 一杯

計 70Rs 約120円

満足。スタッフは一所懸命にやってくれるのが伝わる。




10:00

マーケットを廻る

ホテルから歩いて二、三分のところにある。食料品、野菜、レストラン、カフェ、衣料品、ゲストハウス、なんでもありって感じ。

小さくて一回りして10分で十分。

バナナ4個 30Rs 60円

店主は計りもしないで値段をいう。ぼられるに決まってるけど、この値段ではごじゃごじゃ言わない。


ホテルのオーナー

朝食がそろそろ終わるところに昨日カルパの運転手に紹介されたこちらのホテルオーナー兼運転手がやってくる。

二つコースを提案した。

その1

カザ→カザ北西11キロにあるキーゴンパ →

キーゴンパより北、カザからそれともキーゴンパからの距離?18キロにあるキッバル Kibber →

キッバルから21キロ?それともカザからの距離?Chicham チッチエム村

三ヶ所を回り、1,800Rsの言い値で1,600Rsにしてもらう。

キーゴンパ標高3,700m、キッバル4,200m、チッチエム

かなり高所のため、慎重にやりたい。

明日様子見て決めよう。


その2

カザ→ カザから北15キロにあるLangza ラザン→ランザから コミック Komic →コミック→Hikkim ヒキム村

三ヶ所を回り2,500Rs

ラザン4,200m、コミック4,300m、ヒキム4,445m

三ヶ所とも4千メートルを超える場所で、キーゴンパなど回った後、様子を見て決めよう。

料金 言い値2,500


Nyingma House

マーケットを一回りして分かったのはこのホテルで良かったこと。

マーケットに近いけど、静かだし、部屋も良い。唯一欠点は旅人を惹きつけるお洒落な雰囲気がイマイチ足りないこと。

マーケットにもゲストハウスが何ヶ所あるけど、窓が狭かったり汚かったり、とても泊まる気になれない。


気温

温度計を忘れたから、今回の旅は温度が自己判断。

昨日カザに到着後、一番感じたのは暑いこと。一枚をぬきたい。

部屋の中も。つまりカルパより暖かい。標高はカザは600m高いにも関わらず。


Hotel Deyzor でランチ

フレッシュマンゴージュースと野菜ヌードルを食べた。

マンゴージュースは非常に美味しい。140rs

ヌードルはおそらくローカルの大麦麺で、野菜もたっぷり、スープはトマト味。流石にマーケットなどで出された味とは格別に美味しい。130Rs

でも290Rsを取られる。まあいいか。500円くらい。



このホテルに泊まりたかった。昨日カザに到着した時、まっすぐにここに来てみたが、満室。しかもこれからも一週間連続で部屋が空くことはない。

ガイドブックには人気のあるホテルで必ず予約すべきとのことだが、何しろ日程が流動的で、そこまではできなかった。

ホテルのレストランは木のテーブルと椅子、清潔にしかも洒落た雰囲気、流れるBGMもアメリカのジャズで気分が良い。

今日も聞いてみたが、空き部屋が一室でしかも二泊のみ。昨日と変わらない。

諦めるしかない。

しかしなあ、そこに泊まったらカザの印象はガラリと変わるだろう。

因みにこのホテルはマーケットから歩いて四、五分、遠くない。昨日は車で大通りを通ったから随分と遠く感じた。

とりあえずカザの食事は一つ確保。


15:30

体調は安定。頭痛が治まっている。

去年、デリーからいきなり三千メートルのレーに行ったけど、これほど頭痛した覚えがない。昨日は到着してからホテルを探したりしてちょっとハードだったかも。

明日もう一日休もうか。4千メートルを超える場所を訪ねていくにはまだ不安。


退屈

今日はこれで食事も終わり、夜は食べない。

マーケットをHotel Deyzor から戻る時、もう一度ぶらぶらしたけど、目ぼしいものが見つからない。

古いものが観たいけど、二つ店があるけど、ほとんどコピーでしかも雑に作っていて面白みが欠ける。

やはりレーは面白いかも。しかもデリーから飛行機で行けるから楽だ。


18:40

Festival を観てきた。ホテルのすぐ近くにある広場でやっていた。

Tribal Youth Festival という。

次々と若者の踊りが披露されていく。

服装も踊りもこの地方の色が濃くてなかなか見応えがある。

踊りは穏やかで素朴でテンポがゆったりとしていて、観ていて微笑んでしまう。

三千メートルの高地で、地元のお祭りを鑑賞できラッキー。



8/18/19 日曜日カザ 12日目 /雨、涼しい


6:20

よく眠れた。頭痛も無く。ベッドも暖かい。

一晩中降っていた。それほど激しくないけど、空一面曇りに覆われている。

体調的にはもうゴンパ巡りができるけど。


8:00

雨が雷に伴い激しくなる。こんな所の雷は自然の威力を感じてしまう。

水を飲み、バナナ一個を食べ、ダイアモックス半錠を服む。

お腹が空かない。

この地方はラダックと同じ、乾燥して一年雨量は何ミリしかないと思ったけど、今回は相当の雨量だ、


道路封鎖

雨により落石、崖崩れなどは十分考えられる。

幸い時間的に余裕がある。

しかし、この厚い雲ではすぐには止まないかな。

横になって窓から空を眺める。


停電

朝起きてから停電。

街全体か。このホテルは断続的に停電があったけど、夜はちゃんと電気があり、湯沸かしなどは確保できた。

昨晩、iPad、携帯に充電して良かった。

再びベッドに潜る。


9:50

起床。

朝食

しじみ味噌汁(持参)、オニオンオムレツ40Rs、約80円、チャパティ一枚10Rs、約20Rs、ミルクティー 25Rs、約50Rs、計:75Rs、約150円。


ローカル産物を探す

ホテルのオーナーにローカル産物の情報を聞いてみた。例えば、蜂蜜、アンデイークものとか。

食事の後、オーナーから紹介された女の子Nawang Dolma が案内してくれることに。

マーケットには地元物産店二つに行ってみたが、閉まってる。日曜日だから休みかも。アンデイークショップは昨日も覗いてみたところ。ヤクウールのショールを見つけた。ミルク色で大判で手織り、丁寧に編み込んでいる。欲しいかも。家には似たようなものがあるけど、やはりこのような手作りものが好きだ。


Nawangちゃん

美しい20才女の子。シムラの学校でヒンディー教?を勉強してる。夏休みで故郷カザに戻ってきた。

道が悪いと手をひいて案内してくれる。なんと優しいこと。

25日シムラにバスで戻るという。彼女と一緒シムラに戻りたいなあ。


韓国旅人

マーケットで二人連れの女韓国旅人と出会う。

一人か?

そう。

どこから?

日本。

そちらは?

韓国。

二人は四人グループで昨日車をチャーターしてカザに。

どこからを聞くのが忘れた。

近くのゲストハウスに泊まっている。

ちょうどホテルデザートに行く途中、そこで別れた。

彼らもキーゴンパを巡るらしい。



13:40

Hotel Deyzor でランチ。

フレッシュマンゴージュース 140Rs、チッキンモモ(鶏肉餃子)210Rs?グリンピーススープ 120Rs、計:470Rs、800円高っ。しかも出した500Rsのお釣り30Rsをなかなかくれない。

あの白人女性が会計係のようで、彼女は外でのんびりしている。

ほかのスタッフはお釣りを返すことができないようだ。



モモが皮が薄く、餡も上品な味、10個だ。もうお腹いっぱい。マンゴージュース、グリンピーススープでいっぱい。モモは3個しか食べれない。




Nyingma Houseが好き

決して飾らない。地元のタクシー運転手かなんかがたむろっている。その顔も避難民か、強盗犯か、テロリストと間違われるほどの顔だが、何かを尋ねると、みんな真剣に聞いて、中に英語の分かる人が答える。そしてみんなが色々意見を言う。

アットホームだ。ゲストは私一人だけか?隣の部屋にルームサービスを届けたのを一度見たけど、客の姿は全く見ない。


14:56

明るくなってきた。太陽が顔を見せてきた。

明日ゴンパ巡りができそうかな。


信仰

ランチ後、ホテルに戻り、周りがいい香りがしている。よく見ると門に面する通りに男の人が鉄製の香炉に松の葉を焚いている。チベット族がこう言うやり方でお経をすると聞いたことがある。周りに四、五人の女性もその側にいて賑やかにお喋りする。井戸端会議かと思ったら、彼らは急に通りに向かってお辞儀をする。お坊さんが来るという。一台車が通り過ぎていく。中には赤色の服の僧侶の姿がいた。人々は白いハタを両手で広げている。

そうかお香はその為か。しかし僧侶が車から降りることなく微笑んで手を振っていただけだった。一瞬の出来事だった。

信仰は日常生活の一部だね。


19:05

顔を洗い、足湯をし、体を熱いタオルで拭き、下着を洗い、漸くベッドに入る。

だがまだ7時。寝るには早い。しかも隣の広場では昨日のお祭りが続き、カラオケ大会か、声いっぱいに叫んでるのが響く。眠れやしない。

電気は夕方一旦来たが、今また停電。幸いお湯を沸かしていたし、iPadの充電も少しできて良かった!