hanatabiのブログ

旅の思い出を記録する。

インドスピテイの旅 2019年夏 6日目~8日目 かつてバシャール王国の都サラハン、独特の建築様式のビーマカーリ寺院、優しいお巡りさん、レコンピオでパーミット取得、のどかな村カルパ

インドスピテイの旅 6日目~8日目


8/12/19 月曜日/雨のち曇り、霧/6日目

サラハン滞在

5:45 目覚め、起床

昨晩、何時寝たろう。9時前かしら。

廊下から声が聞こえたけどそのまま眠った。

静かだ、いや静寂そのもの。


Wifi

案外スムーズ。ユーチュウブも観れるから驚き。ただ、不安定で、メール送信もままならない時もあれば、写真をパッと送れたりもする。シムラのホテルよりはマシだ。


高山病予防の薬はもう服用してない。シムラに来て最初の夜だけ、ちょうど四日間服用した。服用方法はいろいろ書いてある。四日間のみもしくは旅行中ずっと飲むとか。

こちらは様子を見て基本的に四日間。


サラハンの物価

⚫︎ローカル食堂の定食(ダル定食)

昼はお茶込みで80Rs、約150円。

朝ごはん お茶込みで70rs 、約150円。ダルにチャバデイ。つまり豆スープにおやき。なかなか美味しい。朝食にはヨーグルト付き。



トマト

八百屋さんで果物を調達。

1キロ40Rs 約80円

昨日ハーフキロ買ったけど、非常に美味しかった。昔食べた自然の味。酸味がなく、それほど甘くもなく、本来のトマトの味か。


マンゴー

1キロ 80Rs、約150円。

実が締まって、濃い甘みで、見た目よりずっと美味しい。この辺はマンゴーが採れるか?


ホテルオーナー

朝、ホテルの入り口で若い青年が車を洗っていた。

車に緑色の草か何かが沢山着いている。雑談をしたところで、この人はこのホテルのオーナーということを判明。

レコンピオ行きの情報を聞き、バスはあるけど、途中から乗り継ぐ必要がある。こちらで知っている情報とほぼ同じ。タクシーは6,000Rsくらい、とても高い。彼は自分の知り合いに聞いてみるという。5,000〜4,000Rs。


のどかな村

朝食後、村を散策。ホテルを出て左手にはりんごの木の庭と右手には住宅を挟む小道に入り、村民の姿も結構いる。

建物は平屋が多く、家と家の間隔が広い。どの家にも大きな庭が付いている。

小道の尽きたところに今度は左手には塀に囲まれた寺院のような建物が見えてきた。

なんだろうか?

入り口に男たちが何かを修理している。聞いてみると、ここも寺院だけど、女性が入ってはいけない。一人英語の達者な男性は先方に大きな庭園が昔国王の宮殿で見学可能と教えてくれた。


宮殿で遊ぶ子供達

大きな門構えの横にある小さい扉を開けると息を呑むほど美しい庭園が目の前に広がっている。まさに宮殿の風格。

中には人影が見えないけど、子供の声が聞こえる。

恐る恐る足を踏み入れ、宮殿に入っていく。


建物を囲むような廊下を5、6人の子供が走り回って遊んでいる。

小さい方は5、6歳だろうか、大きい方は10歳くらいに見える。だが大人の姿が見えない。

中には年長の女の子は英語の単語くらいを少し話すけど、会話にはならない。

とても利発で可愛い。




サラハンの歴史

かつてBASHARバシャール王国(1412年〜1948年)の都として栄えた町。

寺院建築が有名

ビーマカーリー寺院 bhimakali Temple

カーリー女神化身の一つを祀る寺院。


14:00

遅いランチを食べるためいつもの食堂に行く。

ダル定食はもういい。モモ、焼き麺を注文。

モモは中身が野菜でキャベツかな、あっさりして美味しい。焼き麺は味付けが濃くて塩やらソースやらほかに何やらでごじゃまぜで味が不味く食べ切るには無理だった。

両方とも半分の量で頼んだが、それぞれ40Rs、あとはお茶で締めくくり。


カーリー女神をお詣り

ランチの後、ビーマカーリー寺院に行く。今朝一度行ったけど、雨の中裸足で上の堂に行くのはきついからやめた。

どうお詣りするか、ほかの参拝者を見ながら真似る。

階段を登って中庭に入る。そこで荷物を無料ロッカーに預け、素足を洗う。それからまた階段を登り寺院の中に入って行く。四階まで登ると真ん中に祀られるカーリー女神の化身とご対面。

大きな囲いの中にカーリー女神は全身黄金色の衣装で飾られている。


部屋変え

昼過ぎ、ようやく二階の部屋に移した。

見晴らしがよく、客室専用のフロアで広々と思い描いていたけど、違っていた。

まずはWifiは途端に繋がらなくなる。部屋も天井などの工事が終わり、照明が綺麗だけど、ベッドは薄く、毛布が一枚しかなく、トイレの水洗が水圧が弱い、一回だけでは綺麗に流されない。

経験してみないと見えないものがあるね。


15:00 一階の部屋に戻る

二階の部屋はWifiが繋がらない。オーナーは何回かやってみたけど、ダメだった。

最終的に一階の部屋に戻ることにした。

やれやれ、泊まるところと食べることに対する執念は自分でも呆れる(笑)。


体調がおかしい。

午後から頭痛がする。お腹も痛いほどではないが、気持ちが悪い。

この二日間、ローカル食堂だったが、特に今日食べた焼き麺は良くなかったかも。作りが雑すぎる。キャベツ、玉ねぎを洗わずそのまま蝿がたかっているまな板で切る。使っている油も良くないなあ。

もうローカル食堂はやめよう。だが、どうすればいいか、食事は。





8/13/19 火曜日/曇り、霧/ 7日目

サラハン滞在

7:30 起床

頭痛、ひどくなってない、昨晩より、だが、万全ではない。


明日レコンピオに行くかもう一泊ここに泊まるか。迷う。


カップラーメン

持参してきた小さいカップラーメンをホテルのレストランからお湯を貰い、食べる。

美味しい、とても。

マンゴー4個食べる。

近所の食堂でお茶を飲む。



ランチ

持参の豆腐入り味噌とライス

ホテルの厨房でお湯を沸かしてもらい、インスタント味噌汁が出来上がり。

美味しい!

食べ物を持ってきて良かった!




15:20

タクシーを予約してきた。

サラハン交番の方が紹介してくれた。

ホテルのオーナーが言うにはレコンピオまでのタクシー代金は4,000Rs、約8,000円。相場が分からないので、一旦保留。シムラからサラハンまで180キロで4,000Rsだったから、やや高め。

散策途中で交番で話を聞いているうちに、たまたま交番にいた警察官のVir Chanel さんがすぐ知り合いの運転手に電話してくれた。

代金は3,000Rs、約6,000円。その場で明日8:30 AM ホテルに迎えに来ることが決まった。




早めに横になる。

寒気がする。ひどくないが、辛い。

もう夜10時過ぎか、正露丸一錠、頭痛薬二錠を服用。


8/14/19 水曜/サラハン→レコンピオ→カルパ 8日目

6:00 起床。

雨が降っている。

朝食

バナナ2個、カップラーメン。

8:20 チエックアウト


8:40

交番。ホテルの入り口でタクシーを待っていたがなかなか来ないので、交番に行き、昨日の方を訪ねる。

どうも昨夜の雨でサラハンからジュリへの道には落石があったため道が封鎖された。

でも運転手は迎えに来ているから、安心しなと言う。

しばらく待っていたらせいの高く細身の若い運転手がやってきた。

警察官と記念写真してサラハンを後にした。




そのままある車に乗せられ、私は助手席、後ろは三人男。走り出してしばらくして道が封鎖地点に今度は運転手の車に乗り換え、レコンピオへ。

そうか、サラハンからの車は乗り合いタクシーだったか。降りた時みんなお金を支払っていたもの。

12:20 レコンピオに到着。

事前に調べたゲストハウスにチエックイン。

街の中心部にある。部屋は暗くて薄汚い。なんだか難民キャンプ見たいのところ。でもパッミートを発行するツーリスト案内所がすぐ近くにあるから、泊まることにした。

レコンピオは暑い。

14:30 パーミート

ゲストハウスに荷物を置いてすぐツーリスト案内所を訪ねる。

用意していたパスポートコピー、ビザコピーを提出、写真を撮り、申請書に名前、生年月日、パスポート番号、ビザ番号、それぞれ発行年月日、日本の住所、連絡者名、電話番号などを記入、そしてサイン。手数料400Rsを払い、パーミートをゲット。

案内所の男性スタッフが大変親切で丁寧だった。四、五人の欧米人らしきの旅人も申請に来ていた。




カルパへ移動

パーミートをゲットして、ランチを食べようと近くを歩いていたが、食事できる店が全く見当たらなく、車の騒音など雑然とした街を見て厭きれる。

近くのバススタントでカルパ行きのバスを見つけ乗ることに。15:00発にはあと10分くらい、ゲストハウスに戻り、荷物を取り、オーナーに謝り、バススタントに急ぐ。

動き出すバスを留めて乗っていく。トランクは近くの男の子に手伝ってもらい、ようやく乗車。先程声をかけていた女の子は私の席を取ってくれたから、満員バスで座ることができた。しかも彼女は私のバス代20Rsまで払ってくれた。

本当はお金を返したいけど、手には二つのバッグで身動きが取れない。ご好意に甘えることにした。

カルパはレコンピオより標高が高い。2,800m。


Chini Bunklaw Guest House Kalpa

カルパに着いたけど、とこに泊まるか、情報がない。

通りかかりの男の人に助けてもらい荷物まで持ってくれてホテルに向かう。途中、男の人は前に歩く男性を呼び止め、ホテルのマネジャーだと言って私をその人に引き渡す。

中年の男が私の荷物を持ち、坂を登っていく。もう力尽きた私は必死でついていく。

Chini Bunklaw Guest House Kalpa だ。小高い坂にあり、部屋は簡素だけどとても清潔。しかも静かだ。何よりもう動けない。

オーナーThakur タクルさん、温厚な笑顔で優しそう。

ルームチャージは900Rsのところを800Rs にまけてもらい、泊まることにした。




モモを食べる

お腹がぺこぺこ。タクルさんに教えてもらった店に行き、モモを食べた。野菜モモ10個で80Rs、160円。

まあまあ。サラハンの方が美味しかった。何より皮の上の方が火が通ってない。

でも探す気力は残っていない。


カザ行きの情報収集

タクルさんがタクシー運転手の友達に聞いたところではカルパからカザに行くには240キロで8,500Rs。

車は四輪駆動?運転手も良い人という。

バスだとカルパ→レコンピオ→ナコ、ここで乗り換え→タボ→カザ

どう見ても1日では辿り着かない。しかも体力が消耗される。ただし、バス代は安い。1,000Rs弱だろう。

タクシーはその8倍、8,000Rsで約15,000円。

今日は疲れたから、明日ゆっくり決めよう。

今日もよく頑張った!

今日の出費

サラハン→レコンピオ タクシー代 3,000Rs+100Rsチップ

ホテル代 サラハンホテル3 泊 3,600Rs+ライス代90Rs

カルパでモモ 80Rs

水 20Rs

パーミット手数料400rs

計:7,290Rs、約14,000円