インドスピテイの旅 13日目/14日目
8/19/19 月曜日/ カザ/ 13日目 / 晴れ、曇り、暖かい
6:45
寒い朝。
目が覚めてもなかなか起きられない。寒くて布団から出られない。外は零度くらいあるかも。部屋は10℃を下回っているだろう。電気毛布が欲しい。暖かいスープが欲しい。暖房が欲しい。欲しいものばかり。
9:00
ゴンパ巡り
カザ→key ゴンパ11キロ、3,700m→Chicham チチャム村、6キロ、4,200m→Kibber キッバル 村、4キロ、4,200m
料金1,600Rs、約3,000円、往復で40キロ。満足。写真で見たキーゴンパにはついご対面ができた。
キッバル村でカフェでミルクティーとお菓子をごちそうに。オーナーのおごりだ。
オーナーの姿が見えない
晴れ、体調よし、朝食済み。だが、ホテルのオーナーさんの顔が見えない。
レセプションでマネージャーに今日キーゴンパに行きたいと伝え、オーナーに連絡するように頼む。昨日約束したのに。
しばらく、オーナーは慌てて姿を現した。昨晩夜更かしでもしたか。
彼は車を丹念に拭いた後出発。ナウェンさんも一緒に。オーナーはナウェンが一緒にでも良いかを一言確認した。
ベルギー女性
カザを出る前にピンク色のウエア姿の白人女性が道端でヒッチハイク。
オーナーは止めても良いかを聞く。
話だけでも聞こう。
どこでもいいから乗せて欲しいって。
彼女はベルギー女性、カザには4週間も滞在。デリー→マナリ→カザのルート。
マナリ→デリーはバス17時間、かなりハート。
帰りはシムラ経由でデリーに戻りたい。もちろん全部バス。
彼女はキーゴンパには既に訪ねたことがある。キーゴンパでバイバイした。
4週間もカザ滞在、凄い!見た目では30そこそこ。
キーゴンパ
写真で見たキーゴンパは山崖のてっぺんに立つ。実際はゴンパの境内の入り口まで車で行ける。
11世紀のゴンパ、でも定かではない。かなり古そう。ナウェンがローソク一台を供えたから、私も一台を供えることに。裕子の為。自分はこんな年になると、お願いすることもなく、未来のある若者にご加護があるように頼みたい。
地元女性
チチャム村の入り口で地元女性が手を振っている。カザに行きたい。こちらはチチャム村を見学すると言うから、彼女はとりあえず別の車を待つことに。
村を一回り見て入り口には彼女はまだいるから乗せることに。
グリンピース
チチャム村から走り出してまもなく、ナウェンちゃんが声をあげる。どうもグリンピース畑を見つけた。道のすぐ側に広がる畑。彼女は走り降りて、収穫最中の地元女性に何かを話し、グリンピースを採り始めた。
こちらも畑に降りて写真を撮る。
ナウェンは上着の裾に入れたグリンピースを持って車に戻る。
みんなが貰った採りたてのグリンピースの実を生のまま美味しそうに食べる。
こちらにもくれたけど、本当は味見して見たかったけど、お腹を壊したくないから、我慢。
Hotel Deyzor でランチ
13:15 無事ホテルに戻る。
オーナーに代金1,600Rsを支払う。
ナウェンちゃんにお礼を言う。
部屋でしばしのんびりし体調を確かめてからランチに行く。お天気はどうも雨が降りそうだ。傘を持って出かける。
今日頼んだのがすいとん、野菜、鶏肉入りのもの。
それからいつものマンゴージュース。
アプリコットジュースを強く勧められたが、消化的に考えてやはりマンゴー。それにフレッシュマンゴージュースなんか、日本では高くてなかなか飲めないもの😘
蜂蜜
マーケットにある蜂蜜の店は今日も開いてない。隣の写真屋さんはHotel Deyzor にランチ後、Hotel Deyzor に聞いてみたらどうもレコンピオ産らしい、オーガニックでもない。味見したらなかなか美味しい。一本350Rs、600円程。考えてみよう。カルパでも聞けば手に入れるかもけど。
そういえばこれほど高地では花もなく蜂も飛んでないもの。ちょっと勘違いしている、こんなところで蜂蜜が欲しいとは。
まあ、エチオピアで見つけた蜂蜜があまりにも美味かったから、旅に出ると蜂蜜を探す癖がついてしまった。
17:30
16:00 ホテルデソウトを出て、通り道のマーケットでショールのお店に入った。新しいものばかりだが、古いものでもないか。店主は一枚大判のストールを出した。白地に周りには模様のあるデザイン。手織りで真ん中は二枚のものを繋げてる。
ヤクのウールではないけど、暖かそう。
そうこう話している中、店主は椅子に座ってる女の人になんやら話している。このストールで地元の着付けをしてあげなって言う。
女性は渋々出された安全ビンでショールを私の体に巻きつけ始める。あっという間にできた姿に店主や女の人がゲラゲラ笑う。
今度は携帯で写真を撮る。また私の帽子が気にくわず、地元の帽子と取り替える。写真を撮っていると今度はネックレスをつける。しかも店主はその値段をぶつぶつ言う。最終的に9,000Rsにまでなった。約150ドル、大金だもの。
私の姿に喜ぶ人々、集合写真で大忙し。
笑いに笑った楽しいひと時。
店主は押し付けようとせずこちらも気楽に楽しめた。
18:00
部屋で写真を見たリ日記をつけたりして、一日が終わろうとする。
今日は充実な日だった。明日も。
8/20/19 火曜日/カザ/14日目/晴れ/暖かい
今日も昨日に続き村巡り
9:20 出発
私、オーナー、ナワンちゃん
カザ→ Langza ランザ15キロ、4,200m→Komic コミック 6キロ 4,541m→Hikkim 4,300m
チャージ代金2,000Rs、約3,500円。現地の物価から見てはかなり高いが、一人の旅人の私は足元を見られている。ホテルのオーナーが運転する車だから全く知らない他の車よりはマシ。高いけど!
ヒッチハイク
出発してまもなく山道で男の子が手を振っている。ランザに行くと言う。12、3才程幼い顔。
その後、また昨日のベルギーの女性にも出会った。明確な別に目的地があるわけがないが、大自然の中で歩くことが好きだという。
彼女はこうして村から村へとひたすら歩く。大きな大地には風の音以外は静かで好きだと言う。
野生動物
鹿のような体をしている動物に出加える。オーナーはいち早く見つけ、車のスピードを落とし、彼らを観察する。四、五匹で、毛が艶があり、体型は締まっていて精悍で、優美な姿。
大自然の賛歌
ランザに行く途中、チャウ .チャウ.カン.ニルタと言う6,300mの高峰を始め、四方を山に抱かれ、広々としたなだらかな谷、一面に小さな植物が絨毯のように広がり、太陽は隅々までその光を惜しげなく照ら注ぐ。まさに大自然の賛歌だ。
ここに一日中横になりたい!
苦労してスピテイー に来て良かったと思う瞬間。
シャキャ.ムニ
村の丘に五メートル高さのシャキャムニ(釈迦牟尼)像がある。
風が強くて結構寒かった。道案内してくれたナワンちゃんは薄着で寒そうだった。
人生初の4,541m
ランザからコミック。
ここは携帯の高度表では4,541mと表記される。ガイドブックでは4,300mと言うが。
気持ちがやや興奮。そのほかは変わらない。呼吸も。
まずゴンパを見学
タンギュットゴンパ
ガイドブックによるとサキャ派の
ナワンちゃんの親戚
コミックにはナワンちゃんのあね?が住んでいる。ゴンパの向かい側にカフェを経営してる。
オーナーもナワンも朝食を食べてないので、豪華な食事が出された。
飲み物は杏子のジュースを温めたようなもの、カラカラの喉にスーとして美味い。
そのほかはサンドイッチ、チーズ入りや卵入りなど、どれも美味しそう。
勧められたが、お腹いっぱいで食べれない。
高地に来てから食は細くなった。少し食べるとすぐ満腹感、これ以上食べると気分悪くなるから、自分で控えてる。
オーナーから出された食事代金はカフェの店主、つまりナワンちゃんの姉の亭主が料金を頑として受け取らない。
しかし、面白いことに車まで見送りに来たナワンちゃん姉の子供にオーナーは100Rs札を渡す。
どこの国でもこう言うところは一緒だね。
世界最高の郵便局
ヒッキムは標高4,300、郵便局がある。昔世界最高の郵便局と謳っていたが、どうももっと高いところがあるらしい。
事前裕子達に書いたポストカードを30Rsの切手を貼り、スタンプしてもらい、投函!15〜20日ほどで届くと言う。
手紙を書くこと、郵便局に行き、切手を貼り、スタンプを押してもらう、この一連の動作が楽しい。そしてはるばると届いたポストカードを相手が読むのを想像する。いいなあ!
あの雨はハプニング
道中、先日降った雨についてオーナーに聞いてみた。
カザはよく降るのか、雨は?
いいえ、あれはハプニングだよ。
彼の言うにはスピテイー もラダックと同じく年間雨量は僅かで、一度あれだけ降ったのはまさに驚くほどハプニングだ。
納得した。
気象変動の表れか。
wifi国家プロジェクト
道路の至る所に溝が掘られ、太い管が嵌められる。オーナーは来年カザに来ればwifiはスムーズに繋がるよ。この工事はそのためだ。
通りで、シムラからカザまで同じ工事がやっている。てっきり道路工事とばかりに思ったが。
13:40 帰宅
昨日より20分くらい遅い帰宅。
今日は素晴らしい風景に出会えたから、昨日より満足度が高い。
車チャージ代 2,000Rs、30ドル弱、3,500くらい。
4時間弱だった。
高いか安いか、ひとそれぞれ。私の体力を考え、これが最善の選択だと思う。それに地元の人々にも幾分儲かってもらだって良い。
乾燥
カザはかなり乾燥している。洗い物(靴下、パンティは一日で乾く。カルパでは二、三日も乾かない。鼻がヒリヒリする。血の帯びた鼻水が出る。オロナインをつける。昼間部屋にいてもマスクしている。鼻がポカポカで楽。
アンテイークショップ
遅いランチを食べてから少し元気が出て、アンテイークショップを望む。先日見た佛珠とヤクウールのショールをもう一度確かめてみたい
しかし、ショールも佛珠も品相がイマイチ、見近かに置きたい衝動が起きない。特に佛珠は人の精神が深く関わってきたもので慎重になってしまう。
まあこれで諦めがつく。
気持ちがむしろ楽になった。
野菜ラーメン
ここではベジメギと言う。カレー味インスタントラーメンに野菜を入れたもの。暖かくて美味しい。
ラビマネージャー
食事のこと、部屋のこと、ありとあらゆることに世話してくれるマネージャーの名前はラビと言う。
毎日持参した味噌汁の用のお湯を用意してくれる。しかもトレー付きのカップに入れて出してくれる。
英語はそれほど達者ではないが、十分通じる。私だってこんなもん。