hanatabiのブログ

旅の思い出を記録する。

ペルーの旅 2015年夏 2日目~3日目 リマのホテルいろいろ、美味しいスープ

ペルの旅 2015年 2日目~3日目
2015年8月19日 水曜日 2日目
リマ滞在


22:54 もうすぐ夜中11:00。
早朝到着してからずっと寝ていた。今日本時間20日午後1時頃。


寒気が止まらない
ホテルに着いてから、午前中休んで午後出掛けるつもりだった。カップラーメンを食べて体を温めても寒気が止まらない。二枚の毛布の上にもう一枚お願いしても。ここの二三年は旅先で何度も経験してる。1番最初は2011年3月シリアのパルミラ遺跡近くのホテルに泊まった時だった。部屋が寒いと思ったけど、今思えば、疲労が激しいと体がこう反応する。もちろん部屋が暖かくない。
体が震えながら眠気に襲われ、ずっとうとうと寝ていた。夕方7時前まで。


変なホテル
目が覚めるといろんな音やら声が聞こえてくる。
車の騒音、人が喋ってる声、女性の声まで聞こえてくる。然も二回も三回も、生々しい。
そういえば昼間も似たような声が聞こえてきたけど、まさかと思っていた。目が覚めた今、判別がはっきりした。ベッドの横の壁に大きな鏡の正体もわかってきた。
しかし、それでも、このホテルなのか、どこなのか、わからない。なにせ聞こえてくる声が四方八方、とても同じ建物とは思えない。ましてや筒抜きだもの。わからない、国が違うと。
変なところ。参った。
でも部屋にいるぶんにはどうとことないし、スタッフも親切。
問題は薬局やアレキバ行きの航空券などの情報、手配は望めそうもない。
明日はとにかく高山病予防薬、アレキバ行きの航空券を入手しなければならない。


23:33
トランクからインスタント味噌汁、キャラメル飴、カップラーメンを取り出した。食べ物を持ってきて本当に良かったと、つくづく思う。
食べてから再び横になる。


0:53
目が覚めて眠れないから旅行会社を調べた。
ケネディ公園近くにある日系旅行会社があり、アレキバ航空券を手配するみたい。
後4、5時間耐えていこう、眠れない。
もう充分寝た。


2015年8月20日 木曜日/曇り
リマ滞在
朝食
待ちに待った朝食。昨日朝 ホテルでカップラーメンを食べただけで後ほとんど何も食べてない。
このホテルでは期待できそうもないけど、眠れない夜を過ごしたから、朝食まで耐えてきただけでも嬉しいくらい。
朝食は意外と悪くない。
パン二つ、チーズ、ハム、コーヒー、シンプルだけど、とても美味しく見えた。


ホテル替え
朝起きて1番したは荷物を纏めることだ。ホテル替えするつもり。この空間にいると、閉じ込められたような窮屈感で、何処にも行く気にならず、沈没しそうだ。
だが、スタッフが皆親切で彼らをがっかりさせたくない気持ちで揺れていた。
転機はホテルから部屋を変えてほしい時だった。どうも四階を工事するみたいで3階に移してくれという。
一応3階の部屋を見たが、変わらぬ薄暗い。
よし、チエックアウトすると、伝えた。


スタッフも案外あっさりしていてほっと。
清算の際、昨日朝7時チエックインということで追加料金30💲を請求されたけど、昨日のスタッフと交渉済みで一泊60💲と、説明した。彼らはその場で昨日のスタッフに電話し、確認を得て漸く60💲に納得してくれた。
このホテルでは早めにチエックインしたとはいえ、90💲でたまるもんか。本当は30💲でも良い方だよ。


いずれ無事にホテルを出て、親切にもホテルのスタッフがトランクを持ってきてくれて、通りでタクシーを拾い、料金まで交渉してくれた。何処までも優しい人達。


タクシーでケネディ公園近くにあるホテル(HostalEi Patio)に直行。が、部屋が予約でいっぱい。


仕方なく、荷物を預けて、他のホテルを探す。ついてにアレキバ航空券、高山病予防薬も購入する。


アレキバ航空券
21日/12:30/123.76💲。手数料14💲込み。手数料が高いけど、仕方ない。


高山病予防薬
20錠/250mg/38.8ソル、事前情報より8.8ソル高い。これもやむなし。


Hostal Ei Patio 予約
リマに戻る9/11日、12日 二泊を予約した。一泊分42💲を支払い済み。


ホテル Ferre Colonial 206号室
航空券を購入する事務所の近くにあるホテルに宿泊、一泊90💲。
部屋の空気が穏やかな流れて、昨日のホテルの部屋のような底冷え、隙間から風が吹いてくることがない。

ホテルの外観


建物は年代物のような館で階段の欄干や天井に飾る照明など、いたるところで往時の優雅さが漂っている。

美しい照明


豪華なランチ
荷物を新しいホテルの部屋に置き、すぐランチに出かけた。
やることが全てやった。残りはランチだ。ホテルのレセプションで女の子から教えて貰った情報に従い、徒歩で海岸にあるショッピングモール行く。ペルー料理を食べたいをいうと、ぜひモールにあるTankaに行って見て。


海岸を一望できるレストランでメニューもバライティーに富んでいる。
気分が良く、フレッシュジュースなどたくさん食べた。


スープ
ポテト、トウモロコシ、豆、米など数種類の豆類をシーフード出汁の香り濃厚なスープ。
見た目が食欲をそそる。
ボリューム満点、全部平らげた。


レモンスカッシュティー
前のテーブルの女性客が注文したティーの茶具が目に惹かれ、頼んで見た。
ハープの野草のような香り、濃厚なスープの後にはぴったり。


23:23
ぐっすり眠れた。朝迄。
室内温度は19℃、湿度81%、昨日のホテルと然程変わらないけど、なぜこれだけ違うか、この快適さは。


リマの印象
二日間滞在でホテルにより印象がまるで違った。
一泊目はイシドロ区にある三つ星ホテルだったけど、建物は外観はそれなりけど、実質はバッロックの小屋のようなもの。気分が落ち込む一方。外に出る気力さえ起きなかった。
二泊目は建物は館のようなこじんまりした小綺麗のもの、室内もくつろげる空間になっている。心地よい。
またホテルの場所もかなり左右された。一泊目は高級住宅街だと言われるイシドロ区だけど、周りに店などなく、不便だった。
二日目のホテルは並木の美しい通りに面しいてかついたるところにいろいろお店があり、リマ最先端の海岸沿い地区やスーパなど全て徒歩圏内だった。アレキバ航空券や高山病予防薬もこの近くで入手。
もう少し泊まりたい。
時差ぼけで夕方から眠くなったので、博物館などには行けなかった。リマはもう少し遊びたい街だ。


リマの治安
二日目は航空券や高山病予防薬、そしてホテル探しにずいぶんと歩いた。日本と全く変わらない感じで不安を感じたことがなかった。


リマのタクシー
二三回タクシーを乗った。どれも流しタクシー、料金は8ソルで350円弱、地球の歩きに掲載された料金に近い。やや高めかもけど、吹っかけられた額ではない。

ペルーの旅 2015年夏 1日目 いよいよペルーへ、ビジネスグラスってどんな感じ? リマに到着

2015年8月18日 火曜日 1日目


ビジネスシートをゲット


今回の旅は滞在先の田舎から出発。

田舎➡️ 東京➡️成田


航空券は4ヶ月前の2015年4月06日に既に予約。

往路は2015年8月18 アメリカン航空のフライトで成田→ダラス→リマ

リマに到着予定は翌日8/19 5:18AM


成田空港でチエックインの際、通路側の席をリクエストしたが、満席で叶わず、ただ搭乗口でもう一度聞いてみるように言われた。


84番ゲートの搭乗口で女性の係員に聞いてみた。

Q: 先ほどリクエストをお願いしましたが、通路側の席があれば。

A:はい、お一人のご旅ですか。ビジネスシートをお使いください。

差し出されたのはビジネスシート13D。


あっという間の出来事で、茫然として、何を返事したのかも記憶にない。

神様!本当にいるのね。飛び上がるほど嬉しいよ。

自分を落ち着かせ、近くのベンチにリュックを置き、チケットを確認。

ダラスまで11時間のフライト、楽しみだ。



ビジネスクラスの夕食

飲み物

オレンジジュース➕ミネラルウォーター

飲み物は水、ジュース、アルコル類あり、オレンジジュースやアルコル類は種類が豊富、しかも美味しい。


和食コース

一の膳

小鉢

マスカットみぞれ和え

磯和え、人参、大根

八寸

鷄とレーズンのテリーヌ

真鯛錦糸巻

海老の艶煮

からし蓮根、焼き枝豆


口取り

皮和え、胡瓜、イクラ


強肴

牛しゃぶ、辛胡麻ドレッシング



二の膳

台の物

鰈の磯焼き

野菜稲荷

里芋、南瓜、花人参、いんげん


留め椀

お味噌汁

じゅんさい、若芽、あさつき

山菜牛肉そぼろご飯

香の物


どれも美味しかった。量が多く、食べ切れなかった。

先ほど、エクスプレスで成田空港に到着する前に二度目のランチを食べた。パン一個、バナナ一個、ピクルス一個と。

ビジネスクラスのディナーが待っているとは正に想定外。


小1時間かけて食べたけど、お茶が運ばれて来た、本格的に。

デザート アイスサンド(アイス二個に生クリーム、ナッツ、ジャム。

飲み物はコーヒーか紅茶。


カップもお洒落

今21:26。

少なくとも一時間もかけて食べたと思う。

贅沢な空の旅。


朝食

4;30 朝食が配られた。食欲がないけど、少し食べた。


サラダとケーキ、お茶が美味しかった。


ダラス空港に到着

現地時間5時前にダラス空港に到着した。


現地気温34℃、思ったより暑い。晴れ。

11時間の空の旅は快適だった。

つぎはリマまでの7時間のフライトを乗り切ること。その前にダラス空港で乗り継ぎ。


ダラス空港で乗り継ぎ

まず入国審査。待ち時間は長い。審査官は一人一人に時間をかけてチエックする。質問、指紋を採取、顔写真を撮る。一人につき5分、それ以上か、場合によって別の場所に移動させられる。緊張。

ついに番が回ってきた。

審査官:How are you? 😀じゃ。

日本から?good。

日本に住んでいる?good。

日本人?good。

指紋を採取、四指、親指、左右とも。最後に顔写真。

Thank you so much!

Thank you so much!

終わり。

あっさりと。然も実に穏やかに。

嬉しいな。


さてつぎは税関だ。

階段は右左と二つある、両方同じく看板:荷物、乗り継ぎ、どっちに降りれば良い?

空港の係員に聞いて右の方を降りる。

さて荷物をピックアップところ。私にはその必要がないから、税関に行きたいけど、どこ?

またカウンターの係員に聞く。

4番と5番の通路へ行ってくださいという。

見えた、税関が。

暫く待つと、パスポートと航空券を見せると、すぐ通してくれた。


さてつぎは出国審査だ。

税関で行き方を聞いたからその通りに行く。

左折、階段を上がる。

見えた、出国審査コーナー。

ここまでくればそのままダラス市内に行こうと思えば行ける。

まあ、出国審査の列に並ぶ。

これもまた長い列。でも結構速く回るから、苦にならない。時間もたっぷりだし。

女性の審査官だ。若いけど強い顔。言葉を交わさずそのままパス。速いこと。


さてつぎはセキュリティーチエック。

みんな靴を脱いたり、ベルトを外したりしてる。男女とも。

リュックから液体の物やiPadを出したりしてると、係員から、すべてのものをバックに入れて良いと、言われる。

そのままリュックを機械に入れる。

ボディー審査も枠の中を通るだけ。

これでアメリカを出国した。


さてつぎはリマ行きのゲート

インフオメーショで調べてもらい、ゲートはA39。

Dではない。良いのか。まあ時間があるから、一息を入れよう。

現地時間6:02 iPadで日記を付け、今6:43,

日本時間8月19日 7:43。あれ、アメリカ時間は夕方?そうだよ、今アメリカ時間夕方6:50だよ。リマ行きフライトは10:15 、夜中だ。後三時間ちょっと。思ったほど時間が無い。

さて歯を磨こう、それともゲートに、或いはWIFIを聞いてみるか。


ダラス空港

入国審査のDゲートからA39ゲートには無人電車で行く。Bゲート、Cゲートなどの停車駅を通り、漸くAゲート。アメリカン航空は巨大なターミナルを持つ。Aゲートは殺風景だ。店はまるで西部劇ような感じ。

A39ゲートにたどり着き、係員に確認済み。ここで待てば10:15分の飛行機でリマへ行ける。


19:27 ダラス空港A39ゲートにて

今トイレで歯を磨いた。さっぱり。

後三時間弱あるから、のんびり休もう。ただ椅子は仕切られ、横にはなれない。ドバイ空港が恋しい。


22:11 離陸

ダラス➡️リマ


夕食

パスタかチッキンか、二人の女性CAが早口で夕食ボックスを捌いている。どこか大衆食堂のおばちゃんを連想して、温かみを覚える。さっきビジネスクラスでの夕食時の緊張を思い出した。エコノミーも悪く無い、落ち着くわ。


機内が寒い

4:05 セーターをトイレで着替えた。これで手持ちで持ってきたすべての衣類を身につけた。レッグウォーマ、マフラーまで。寒い、機内が。さすがにペルー、南半球で冬だから、防寒着をたくさんトランクにも詰め込んであるから、安心だ。


リマ ホルヘ・チャベス国際空港(LIM)

19日朝5:00 LIMに到着。

入国審査 、荷物をピックアップ、税関、荷物のセキュリティーチエックで終了。

入国カード、税関申告カードを着陸直前に配られた、記入時間がなく、イミグレーションで急いて書いた。項目が多く、然も字が小さく明らかに書き間違いがあったけど、問題なく通過。

一カ月滞在と審査官に告げたが、観光ビザはどうなっているか定かではない。パスポートとともに返された半券があるけど、ビザについては何もない。

入国審査が時間掛かったから、荷物のところに行くと既に来た。

税関申告カードを渡すだけで、荷物のセキュリティーチエックにと、審査官は日本語で指示してくれた。

「荷物を全て乗せて、小物入れも」。

いよいよペルーに入国、だがまだ朝6時前、薄暗い中どうやってホテルへ。


両替

出国前に両替した。100💲で298ソル。1💲約3ソル


リムジンタクシーとグリーンタクシー

リムジンタクシーカウンターは地球の歩きに案内された通り、税関を出て左手にあった。ホテルの住所を見せたら106ソルと言う。地球の歩き案内の45💲より高いからグリーンタクシーに聞こうと、どうも地球の歩き案内のリムジンタクシーカウンターの隣ではなく、空港を出たところにあるという。

出る直前に荷物係員のおじさんに聞いてすぐグリーンタクシーのところに連れていてくれた。

値段は50ソルか20💲という。地球の歩き案内より高いけど、リムジンタクシーの半値、然もカウンターで支払い、領収書も発行し、安心できる。お願いすることにした。


6:13 タクシーに乗り市街地へと走りだす。

車は綺麗でしっかりしている、ただタクシーの標識がない。

運転手はスペイン語でところどころ町を教えてくれる。

海岸沿いに走ると「太平洋だよ」

旧市街近くでは「セントロだ」

20キロも離れていないイシドロ区にあるホテルにはあっという間だった。

トランクを階段のあるホテルまで持ってくれた。

ありがたい。2ソルを手渡す。


Hostal Bond

インターネットで予約したホテル、二泊で120💲。

入ってみると玄関が狭く、レセプションは小さくスタッフが一人入るといっぱいになる。部屋を3つ見せて貰った。通りに面してるのが騒音が激しい、反対側の部屋が薄暗いし、騒音もある。作りがキャッシャーで全ての音が部屋の音は筒抜きだ。


早朝7時前に着いたから今チエックインなら二泊で150💲という。

疲れたから他のを探す気がない。だがスタッフは120💲でも良いと言ってくれた。

有難い。405号室にした。


寒い

部屋はやはり寒い。辛うじてで20℃。

取り敢えず洋服も脱がずに横になる。寒いから持ってきた銀紙のシーツを下に敷いてみる。全く温まらない。かえって冷える。

トランクから下着を取り出しているうち震えだす。

すぐ布団に戻るが、止まらない。布団といっても毛布一枚のみ。

これはまずい。

お湯をもらいにレセプションの一階に行く。


朝食

朝のスタッフと違う顔の人が当番。

すぐに電気湯沸かしでお湯を沸かしてくれた。

カップラーメンと水筒に入れて貰った。


スタッフが親切

一泊60💲にしては決して良いホテルではない。だがスタッフが皆感じが良い。

お湯をもらいに行ったらすぐに沸かしてくれるし、毛布をもう一枚欲しいと言ったら隣部屋のを渡してくれた。またみんな笑顔。年は若い青年、なんだか若い友達同士で作ったホテルのような幼稚さがあるけど、熱意も伝わる。

インド ラダック•ザンスカールの旅 18日目~19日目 最終回 病院、画家宅を訪問、最終日はのんびりと、さらばバトム

インド ラダック•ザンスカールの旅 2018年夏 十八日目(後半)~十九日目 最終回
2018年8月23日 木曜日
バドウム滞在


病院訪問
午後は病院に行く。車で四、五分も掛からない。
病院は二階建てで、一階には病室があり、開いた扉から点滴を受けている患者の姿が見えた。
二階に上がる途中、太いパイプのようなものが壁に設置されて、どうも暖房のようだ。標高3,600mの高地では冬場の寒さは厳しいだろう。バドウムでこのような暖房設備を見たのは初めてだ。
インタビューの対象は院長。
長袖シャツ姿の院長は笑みを浮かべて話をする。


画家宅
今日の最後はバドムウ町の画家の話しだ。
バドムウ町の外れに構えた邸宅は大きな庭と洒落た家屋。
広い応接間では正面にチベット仏教の仏画が大きく飾られている。画家自身の作品でもある。


丸い顔で太目の画家は30代後半(?)、現地の言語でゆっくりとした口調で話す。Mr.ノブは英語に通訳する。
インタビューの間に画家のお子さん二人は時々応接間に入り、騒いだりする。



インド ラダック•ザンスカールの旅 19日目
2018年8月24日 金曜日/バドウム滞在最終日


休息日
今日は取材に同行せず、バドムウ町でのんびりする。なぜなら、明日バドムウを離れるから。
二日間、取材に同行して一旅人としては決して訪れることのできない場所に行き、決して会うことのできない人々に会い、そして言葉は通じないとは言え、彼らの生活を垣間見ることができた。
私にとっては素晴らしい経験だった。


しかし、バドムウを離れる前に一人で最後の時間を噛み締めたい。朝、L氏から取材同行の誘いを断り、町にある韓国料理屋に直行。
ここでバナナチョコケーキや野菜ビビンバを食べたり、中国人グループのメンバーZ氏とおしゃべりして一日を過ごした。
夕方、カルギル行きの車を見つけ、予定通りに明日、カルギル、その翌日レーに戻ることとなった。
8日間、バドムウでの滞在はずっと記憶に残ることだろう。
毎日、新鮮で楽しくて充実して、満足感の高い8日だった。


今回の旅は一番のハードルは自分の体は高地に適応できるか。
レーに到着して二、三日は唇が紫色でちょっと歩くと息切れを感じたりしたけれど、その後、普通に行動する分には全く支障が無かった。
高山病を予防する薬はレーに入る前の日からのみ、半錠ずつで1日一回で4回服用だけだった。効果あり。


今回はラダック地方のみならず、ザンスカール地方まで足を伸ばすことができたのは来る前には自信も想像も出来なかった。
大変満足度の高い旅だった。
明日からレーに戻る500キロの未舗装の悪路が待っている。二日間でレーに戻る。それからレーで二、三日のんびりしてからフライトでデイリーに向かい、そこで四日間滞在して東京に戻る予定。
レー、アルチ村、バドムウ、これらの地名はずっとずっと心に響くことだろう。
ありがとう、出逢ったすべての人。